2018年12月のおはなし
文:豊原大成 絵:小西恒光 出版:自照社出版
おしゃかさまは、いまから二千五百年まえ、北インドのシャカ族の王子さまとして、お生まれになりました。そして、三十五さいのとき、さとりをひらいて、ほとけさまになられました。
いきて、ほとけさまになることは、ふつうのひとには、できないことです。
おしゃかさまは、シャカ族の王子さまとして、お生まれになるまえに、なんどもなんども生まれかわって、そのたびに、たいへんりっぱな、おこないをされました。
そのけっか、シャカ族の王子さまに、お生まれになったのだといわれています。
では、おしゃかさまは、どんな、よいおこないをされたのでしょうか。これから、そのおはなしをいたしましょう。